effectiveと effectual

  最近、二次対策の読解演習に出てきた、「効果的な」という意味の、effectiveeffectualという、2つの形容詞の区別を考えてみたいと思います。「effectiveは効果をもたらす力を、effectualは結果としての有効性を強調する」という、分かったような分からないような解説を挙げる学習英和辞典もあります。大切なポイントは次の3つと思われます。

①両語はしばしば同じ意味で使われる。交換可能。
②effectualのほうがよりformalで、頻度ははるかに少ない。
③effectualはしばしば否定的な(部分的に否定的な)文脈でよく用いられる。

 ①に関しては、厳密には意味の違いがあります。Many ways may be effective, but only one will be found to be effectual. という英文をよく観察すると、両者の質的な違いが分かると思います(聖書に出てくるのはeffectualばかりですね)。『ライトハウス英和辞典』【類義語】欄の基礎原稿を、竹林 滋先生の命で若い頃に執筆したのは、いい勉強になり思い出深いのですが、こういう微妙な語の区別には苦労させられました。できるだけ一文の中で意味の違いが浮き出るような、良い用例を作ろうと努力していました。(例):He received my advice coldly and wouldn’t accept it. / She is aware of the charge against her, but conscious of her innocence. IMG_1258

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