遅刻

 つい先日の話です。私の大好きな巨人軍の、若手選手で抬頭してきた、中井大介 という選手がいます。将来巨人のクリーンアップを打つと期待されているスラッガーです。一軍に上がるやいなや、ホームランやタイムリーを放ち、スタメンに名を連ね注目されていた選手です。この選手が寝坊で10時の練習開始時間に50分遅刻してきました。巨人軍首脳は、罰金10万円を課し、即刻二軍行きを命じました。厳しいですね。でもこれが社会というものです。この厳しさがあるから、巨人は強いんですね。川合ヘッドコーチは、「チームとしても痛い。でも遅刻したやつを試合で使うわけにはいかない。それでは他の選手が納得しない。人間的にも信頼を取り戻して、這い上がってきてほしい」と。学校でも安易に遅刻を繰り返す生徒がいますが、こういう厳しさを教えておきたいものです。

 最近、「ガッツ」こと小笠原道大選手が復活して大活躍です。誰もが認める巨人の主力選手でした。あれだけの栄光の大選手でも、3億6千万円もの大減俸を課された上に、結果が出せないと容赦なく二軍生活を命じています。ようやく這い上がってきた「ガッツ」の活躍を見るにつけ、プロ社会の厳しさを感じるのは私だけではないでしょう。ヒーローインタビューで「思い出しました!」と始めた言葉は、じ~んときてしまいましたね。横浜で4番を務めた村田修一でさえ、今は巨人で9番を打っています。プロの厳しさです。発奮してもらいたいものです。

 巨人軍は長髪ヒゲは認めません「巨人軍は紳士たれ」というオーナー正力松太郎さんの教えを長く伝統として守っている、現在には珍しい球団です。大好きな野村克也さんはこう言っています。

 私は自軍の選手たちにピアスだけではなく、茶髪やヒゲも禁止していた。なぜか。仕事に対する覚悟、取り組み方は、まず見た目に表れるからである。なぜ茶髪にしたり、ヒゲをはやしたり、ピアスをしたりするのか。自己顕示欲にほかならない。仕事に対する取り組みがいいかげんな者にかぎって、外見で目立とうとする。仕事に自信がないから、外見で注目を浴びようとするわけだ。仕事に自信があれば見た目で目立つ必要はない。だいたい、茶髪やヒゲやピアスを不快に感じる人は少なくない。プロである以上、人の嫌がることをしていいわけがないではないか。髪やヒゲは毛細血管だという。すなわち、”髪の乱れは心の乱れ”ということになる。       ―『ノムラの教え』(講談社)

 同感です。人間の「個性」というのは、絶対に人に真似ることができないものと、私は定義しています。誰にでもできる、長髪、ヒゲ、茶髪、装身具などは実に安易な逃げ道で、これが「個性」だと勘違いして欲しくありません。絶対に人には真似ることのできない内面を磨いて欲しい、と生徒たちにはいつも話しています。

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