村下孝蔵ベスト

 「永遠の歌人」こと、故村下孝蔵さんの世界を偲ぶための究極のベストCD『村下孝蔵ベスト・セレクト・ソングス ゴールデン☆ベスト』(¥2000)が、7月3日に発売になったので買ってきました。私は以前から村下さんの大ファンで、今から14年前の1999年6月24日に急死されたときにはショックを受けたものです。そのことは以前のブログでも書きました。⇒コチラ
IMG_2274 叙情味溢れる言葉が力強く響く伸びやかなヴォーカルで、哀愁と浪漫の世界を歌い続けた村下孝蔵さんの歌には、純粋だが儚く壊れやすい美しさがあり、だからこそ、いつまでも決して色褪せることなく、亡くなって15年経っても、多くの人に愛され続けています。この作品は、村下孝蔵さんの音楽の世界を最も解りやすくコンパクトにまとめた、いわば「村下孝蔵ガイド」的なアルバムです。「初恋」「踊り子」といった大ヒット曲をはじめいずれも名曲ばかりを選りすぐった全18曲。ブックレットには、村下孝蔵のプロデューサーを務めた須藤 晃氏による音楽ガイドと全曲解説が掲載されており、村下孝蔵のベストガイドとなっています「村下孝蔵資料館」という何よりも詳しい村下さんのデータベースもあります。→コチラ

 村下さんの歌はすべて昭和を生きた人たちの「忘れ得ぬ風景」を歌っているような気がする。彼の歌には生活のにおいがする。においは忘れない。古きよき時代の香りがかすかに漂っているから、いつでも想い出の中へ戻ることができる。台所から伝わる煮しめのにおい、田んぼやどぶのにおい、洗い立てのシャツからは洗剤のにおい、そして町全体をおおった貧しくも幸せなにおい。いろんなにおいがしてくる。どんな人にも人生はいつも「今」だから、誰もが振り返った時に喜びも哀しみもあらゆる人生の断片を淡い色彩の中で懐かしむ。だから村下孝蔵の歌はいつまでも色あせないのではないだろうか?彼自身は派手な存在ではなかったが、彼の歌は華やかに光を放ち続けている。この歌たちがずっと愛されることを心から願う。  (須藤 晃)

 そんな村下さんの数々の名曲の中で(「初恋」「踊り子」「少女」「ロマンスカー」「春雨」など)、私が最も好きなのが、「ゆうこ」という曲です。もともと「ピアノを弾く女」というタイトルでアルバムの中に入れることになっていたものを、ソニーのスタッフ全員が気に入ってシングル化され、有線放送から火がついて売れた曲です。奥さんは偶然「裕子」さんでしたが、ゆうこではなく「ひろこ」さんと読みます。⇒生「ゆうこ」はコチラで聴くことができます

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