オカダカズチカG1優勝!

 オカダ・カズチカ8月10日(日)、西武ドームで行われた、新日本プロレスの夏の祭典G1クライマックスで、壮絶な死闘の末、オカダカズチカ(26歳)が中邑真輔(34歳)を、必殺技のレインメーカーを3発も繰り出してとどめを刺しました。2012年、史上最年少でG1を制覇して以来二度目の優勝です。これまで一度も勝ったことのない中邑を撃破したことで、新日の新たな歴史を切り開きました。試合終了後、「3つ言わせてください。1つ、G1優勝したから次はAJ(IWGP王者)だ。覚悟しとけ!2つ、中邑さん、まだ、あなたには1回しか勝っていません。まだまだやりましょう。ありがとうございます。3つ、特に…あるぞ。オレが新日本の中心にいるかぎり、新日本、いやプロレス界に金の雨が降る!」と言い放ちました。こういうプレゼンの仕方「3つある」は参考になりますね。

 中学校2年生時代、5教科合計150点の落ちこぼれだったオカダは、両親に「20番以内に入ったらプロレスDVDを買ってやる」と言われ、猛勉強して17番になったことがあります。目標を持つと自分が強くなることを、この経験から知っているんですね、彼は。中学卒業後、「闘龍門」入りし、そのままメキシコで修行します。若手の頃は負け続けで、全く存在感のないレスラーでした。米国修行で変身します。「新日本のトップになって、オカダの名前を有名にして、海外の大きな会場に新日本を連れていきたい」これが目標となったわけです。

 親類の息子さんが骨肉腫に侵されていることから、オカダは一つの大きな決断をします。必殺技のレインメーカーで勝利を挙げるごとに、3万円を公益財団法人「がんの子どもを守る会」に寄付する「レインメーカー基金」の設立を決めたのです。オカダは今年に入ってから、レインメーカー以外のフィニッシュホールドを使っていないのは、こんな訳です。レインメーカーは「変形短距離首折り弾」です。ジャーマン・スープレックスホールドの要領で相手の背後に回り、腰に手を回し、左手で掴み取った相手の右腕を引っ張った勢いで体を向き合わせ、自身の右腕を相手の喉元に目掛けて叩き付けるラリアット、というものです。ご覧いただきましょう。

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