源吉兆庵の和菓子

 DSCN3981宗家 源吉兆庵」(みなもときっちょうあん)の和菓子が大好きです。よく頂き物でここの和菓子をもらうと、とっても嬉しいんです。何せ美味しいことこの上ないんですから。都会の大きなデパ-トに寄ったときは、自分でも購入します。この季節には、中でも水ようかん」(小豆の風味をそのままに仕上げた上品な甘さです)や「冷やしあんとろり」なめらかなあんを涼小餅に「とろり」とからめた)を冷やして食べるのがオススメです(水ようかんは、なんといっても京都の「鼓月」がナンバーワンですが…)。

 和菓子の魅力って何でしょうね?見て美しく、食して美味しく、ときには豪華に、またときにはつつましげな姿に作り継がれてきました。その繊細さ、美しさや味覚への研ぎ澄まされた感性の集大成が和菓子となって、現代まで受け継がれています。創始者・岡田寅太郎が、くだものの里といわれる岡山において、個人で菓子の製造・販売を開始したのが、昭和22年(1947年)のこと。その後半世紀が経った現在では、銀座本店、鎌倉本店、大阪御堂筋店を中心に、全国に約130店舗も、海外ではニューヨーク・ロンドン・シンガポール・台北・香港など6カ国9都市に14店舗が出店されています。

  創始者・岡田寅太郎の個人の菓子店から、株式会社 宗家 源吉兆庵」となった現在に至るまで、一貫して「オリジナリティのある和菓子づくり」を目指しています。“顔”ともいう代表的なお菓子は、果実そのものの風味・姿を原料として使用した和菓子で「自然シリーズ」と名づけられたものです。なかでも岡山産の最高級のぶどDSCN3979う、マスカット・オブ・アレキサンドリアを、そのまま丸ごと求肥(ぎゅうひ)で包み込んだ「陸乃宝珠(りくのほうじゅ)は、日本全国で大きな反響となりました。そのほかにも果実を使用した「果実菓子シリーズ」も果実の新鮮さを極力損なわない製法にこだわり、評判となっています。宗家 源吉兆庵では、創業から現在に至るまで「果実こそが菓子の原点であり、果実を使った和菓子こそ本来の菓子の姿に近づくのではないだろうか」と考えているのです。豊かな陽射しに恵まれた果実の大国・岡山だからこそ、菓子の源であるくだものの味や風味を損なわず、“くだもののそのもののかたち”を生かした創作菓子づくりに専念できるのでしょう。 源吉兆庵のショーケースをじっと見ていても、季節の和菓子の見た目の美しさは、ずいぶんと目の保養になりますね。

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