トランプと暦

kpat,cards,king,poker みなさんは、トランプの持っている意味についてご存じですか?トランプのマークにはそれぞれに意味があるんです。クラブのマークは、クローバの葉です。最初にトランプが作られたときには、棍棒と三ツ葉だったのですが、棍棒を捨てて三ツ葉だけを残しました。そのため、クラブは「農業」「平和」を象徴しています。ダイヤは最高の貨幣としてのダイヤモンド「財産」や「お金」を意味しています。ハートのマークは心臓ではなく、カップ(聖杯)の変化したもので「僧侶」を表します。スペードはラテン語の「剣」を意味しており、「軍隊・主権」の象徴です。これらが定着したのは16世紀中頃と言われています。絵札は「K(キング)」は「王様や国王」を表しています。「Q(クイーン)」は「女王や王妃」を表しています。「J(ジャック)」は「廷臣または兵士」を表しています。

 トランプは暦と深~い関係があるんです。トランプには、ダイヤやハートの赤いマークと、クラブやスペードの黒いマークの2種類がありますね。赤い色のマークは日の出から日の入りまでの日中の昼間を表し、黒い色のマークは日の入りから日の出までの闇の夜間を表しています。そして、4種類のマークは春・夏・秋・冬の四つの季節を表しているのです。クラブは春、ダイヤは夏、ハートは秋、スペードは冬です。春夏秋冬の季節を4つのスート、クラブ、ダイヤ、ハート、スペードで表わしているんですね。1つのスートのA(エース)~K(キング)までの合計数を計算すると、1+2+3+4+5+6+7+8+9+10+11+12+13=91になります。スートが4種類あるので、91×4=364、これにジョーカー(Joker)の1枚が入って365日。何と1年の日数になりますね。デックにはもう1枚のエキストラジョーカーが入っていますので366日。この366日は、四年に一度ある閏(うるう)年の日数を示します。トランプに必ずジョーカーが1枚余分に入っているのはこういう意味なんですね。1つのスートにA(エース)~K(キング)に13枚、4つのスートで13×4=52枚。これは1年の52週を表しているのです。一つの季節は13週から成り立っています。13枚のカードは、太陰暦による月の数13を表します。一方太陽暦では、月の数は12なので、絵札は全部で12枚あります。このようにトランプは四季、一年を表しているのです。おもしろいでしょ?

 また、トランプの4枚のK(キング)は、有名な実在の王様たちがモデルになっています。スペードのKは、イスラエル王国第二代のダビデ(DAVID)。ハートのKには、5世紀末に、ゲルマン民族の一部族が興したフランク国の王、シャルルマーニュ大帝。後に西ローマ帝国皇帝になったシャルル(CHARLES)。クラブのKには、古代マケドニアの王アレクサンダー大王(ALEXANDER)。ダイヤのKには、古代ローマの大将軍ジュリアス・シーザー(CAESAR)と、そうそうたる王様たちがモデルになっているのです。この四人で西欧文明の基礎となった「四大文明」を表しているんです。

IMG_2287 トランプ一組にも面白い意味があることがお分かりですね。私は趣味で、世界各国のいろいろなトランプを収集しています。外国旅行をする友人たちには、現地の面白そうなトランプをおみやげに買ってきて、とお願いしています。おかげで、ずいぶんたくさん集まりました。八幡家の中二階の「蔵」の一角には、世界中のさまざまなトランプを所蔵する引き出しがあるんです。

 日本語の「トランプ」は「切り札」という意味です。英語ではcardsです。たぶん外国人が賭け事をやっているときに『トランプ(切り札だ)!』と叫んでいるのを聞いた、日本人がそう勘違いをして生まれた表現でしょう。

  そんな暦(カレンダー)を使った最新マジックです“No Diary Diary”というタイトルで売られています。♠♣♥♦

  まず、「予言です」と言って、予めテーブルに1枚のカードを出しておきます。次に、「あなたの誕生日、記念日を使います。」と言って、自由に選ばれた<月日>を基に、取り出したポケット・カレンダーカードに書かれたカードの名前を決めてもらいます。カード52枚の名前がランダムに日付の横に書かれています。カードの順番は全くバラバラです。「これから選ばれるカードと予言が違っていたら・・・、」と言って、財布からお札を出して見せます。これが保険です。外れたら差し上げます。誕生日を基に1つのカードが決まりました。例えば「ハートのJ」 テーブルに出してあったカードの表を見てもらいます。そこには「あなたの選ぶカード」と書かれています。もちろんこれはギャグです。先ほど出しておいたお札の裏を見ると、「ハートのJ」と大きく書かれています。見事予言は成立しました! カレンダーに書かれているカードの名前は同じものが繰り返し書かれているわけではありません。365日ありますので、52枚のカードがランダムに7回ほどは繰り返しています。 観客が選んだ日が1日違えば、2日、3日違えば、月が違えば、それぞれ全く違うカードの名前になったはずです。使用するカレンダー・カードは徹底的に調べてもらえます。全く怪しいところはありません。不思議ですね。

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