「博多丸善」での出来事

 “身近でありながら新しい発見がある”ショップ、「博多丸善」。800坪の明るく広々とした店内に、コミックや雑誌をはじめ、専門書から洋書(今は洋書を切る大型書店が増加)まで約60万冊の書籍がずらりと並び、さらに、丸善セレクトの文具や雑貨なども充実のラインナップです。アカデミックからサブカルチャーまで、さまざまな「知」と出会い、新たな文化を育む売り場を提案しています。ショップコンセプトを“Book Marche”とし、この「JR 博多シティ」を利用されるすべての人々の知的好奇心をかきたてる情報を提供することが開店当初の目標でした。

▲私のお目当ての語学書コーナー

▲洋書コーナーも

 17冊ほど欲しい本(和書・洋書)があって「博多丸善」にやってきました。検索機で検索してみると、どの本も1冊から6冊まで在庫がありと出てきました。前日に「ハウステンボス」を歩き回り、不自由な足がくたくたに疲れていたので、広い店内を目当ての本を探し回ることができません。売り場におられた女性店員の方に事情を話して、17冊の本を探してきて頂けないかとお願いしました。すると「こちらへ」とイスの所まで案内され、「ここで座ってお待ちください」と気遣いを。腰掛けて待っていると、アッという間に全ての本をカゴに入れて持って来て下さいました。さすがプロです。松江では1冊の本を探してもらうにも一苦労です。先日松江の今井書店センター店で1冊の本を検索票を渡して探してもらったら、30分帰ってこなかったのとえらい違いです!目の前で、1冊ずつ検索票と実物を確認してもらい、「お支払いはどちらですればいいですか?」と尋ねると、「現金ですか、カードでお支払いですか?」と聞かれ、カードで払うと言うと、「では向こうの1番カウンターでお願いします」――「分かりました。どうもありがとうございました」とお礼を言ってカゴを持ってレジに向かおうとすると、「お待ちください。カゴをお持ちします」と。なんて親切な店員さんなんだ!!感謝しながら、こんな書店が松江にあったらなあとつくづく思いました。

▲目当ての17冊が全部手に入った!

◎今井書店がオカシイ!!

 昨年末から手術のために入院していて、冬は大雪のため歩くこともできず、長く訪れることのできなかった今井書店学園店(それまではほぼ毎日行っていました)に数ヶ月ぶりに行ったとき、お店の様変わりと本の少なくなっているのに唖然としました。田和山センター店は、本業以外の食品やら雑貨やらがやたらと目に付き、サービスの低下が見られます。以前は親しく話をすることのできる店員さんがおられたのに、今はそんな本好きの店員さんは少なく、バイトの人ばかりです。最近では「電話による本の問い合わせ・注文・取り置きは一切お断り」との貼り紙が目に付きました(写真下)。また今日、今井書店学園店に出かけて、欲しい本の在庫がなく、受付で検索してもらったらセンター店に在庫があるという。「センター店から学園店に回してもらえませんか?」とお願いしたら(在庫があるときには取り寄せてくれ、入荷したら電話連絡をくれました)、もうそのサービスはしていないと言います。それもなくなったのかと、思わず店員さんに「サービスがどんどん悪くなりますね」と口にしていました(すぐにアマゾンに注文しました)。本が売れない時代なのはわかりますが、そんなときだから余計に、一層サービスを充実させ、本のPRの工夫に励むのが先決だと思いますが、オカシナ方向に進んでいます。これでは客離れを助長するだけの安易な方向性です。殿町店が閉鎖されてしまったのもうなづけます。♥♥♥

【予告】 私が編集委員を務めます『ライトハウス英和辞典』第7版(研究社)が、10月下旬に発売になります。10年ぶりの改訂になります。詳しくはコチラをご覧ください。詳細はこのブログで取り上げます。

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