稲盛和夫の成功哲学

 私は長年京セラの創業者である故・稲盛和夫(いなもりかずお)さんを追いかけてきました。彼の著書は全部読みます。稲盛さんの経営哲学を学ぼうと若手経営者たちが立ち上げた「盛和塾」の機関誌・『盛和塾』(年5回)を買うために(今は終刊)、岡山駅構内の本屋さんまでいつも出かけていたくらいです(ここくらいしかこの本を置いていませんでした)。

▲JR岡山駅構内にあった書店「本の森セルバ」(今はもうない)

 成功する人と、そうでない人の差は紙一重だ。成功しない人は、必ずしも責任感がないわけではない。違いは、粘り強さと忍耐力だ。失敗する人は、壁に行き当たったときに、体裁のいい口実を見つけて努力をやめてしまう。 (稲盛和夫)

▲月刊『致知』の稲盛和夫追悼特集号は実に勉強になりました

 そんな稲盛大ファンの私が到達した結論が、稲盛さんが「人生で一番大事なものは何か?」とのインタビューの質問に、即答された次の二つです。

 一つは、どんな環境にあろうとも真面目に一所懸命生きること……。私がただ一つだけ自分を褒めるとすれば、どんな逆境であろうと不平不満を言わず、慢心をせず、いま目の前に与えられた仕事、それが些細な仕事であっても、全身全霊で打ち込んで、真剣に一所懸命努力を続けたことです。

 それともう一つは、やはり利他の心、皆を幸せにしてあげたいということを強く自分に意識して、それを心の中に描いて生きていくこと。いくら知性を駆使し、策を弄しても、自分だけよければいいという低次元の思いがベースにあるのなら、神様の助けはおろか、周囲の協力も得られず、様々な障害に遭遇し、挫折してしまうでしょう。“他に善かれかし”と願う邪心のない美しい思いにこそ、周囲はもとより神様も味方し、成功へと導かれるのです。

 私はこの二つを心に刻み、英語の教師を長年やってきました。私の人生訓でもあります。♥♥♥

カテゴリー: 日々の日記 パーマリンク

コメントを残す