「紅玉のアップルパイ」

◎週末はグルメ情報!!今週はアップルパイ

 私はアップルパイには目がないんです(⇒コチラをお読み下さい)。「アップルパイ」はアメリカを代表するデザートで、「アップルパイのようにアメリカ的だ (‘as American as apple pie’) 」(=typically American in character)という慣用句があることからも分かるように、日本人にとってのお味噌汁同様に「おふくろの味」を連想させる食べ物です。最近は知人にいただいた手作りのアップルパイに舌鼓を打ちました(写真下)。りんごが実に美味しかった!!

 米子帰りに松江シャミネの端っこにあるパン屋さん「リトルマーメード」に立ち寄ると、毎年秋に発売される季節限定の新製品「紅玉のアップルパイ」(370円 税込399円)が目に留まりました。昨年よりも少し値上がりしましたね。でも早速買って帰ります。全国チェーンのパン店である「リトルマーメイド」は、昔ながらのお惣菜パンも美味しいんですが、季節限定で出すパンがかなりレベルが高いのです。その中でもトップクラスに美味しいと思っているのが、毎年秋になると発売されるこの「紅玉のアップルパイ」です。「リトルマーメイド」というお店は、全国で約270店舗を展開する焼き立てパンチェーンで、店名は、童話「人魚姫」にちなんでいます。1号店が誕生した1972年当時は、焼き立てのパンを売っているパン屋さんはまだ少なかったようで、一歩秀でたパン屋さんとして注目され、その後長い期間をかけて今の地位を確立してきました。今ではすっかり親しまれているパン屋さんの一つとなりましたね。

 バターやキャラメルと煮込み、濃厚に仕上げた「紅玉りんご」のシロップ漬けに、アーモンドクリームで深みをプラス、サクサクのパイ生地で包んで焼き上げたものです。「紅玉りんご」というのは、その名の通り艶やかな深紅のりんごで、やや小玉できめ細かい果肉が特長です。甘みの中に独特の酸味が効いた味で、その酸味と香りがお菓子づくりや料理に向くと言われます。キャラメル風味のりんごとバターがたっぷりのパイです。よくあるホールのパイが1/6にカットされたような△形ではなく、丸型でしっかりと生地に包まれたパイで、一つのサイズがなかなか大きくて、半分に切ると、中にはキャラメル風味のりんごフィリングが入っています。このりんごフィリングの味が絶妙なのでです。

 

 「紅玉りんご」の酸味を生かしつつ、キャラメルクリームの甘さと香ばしい風味が絶妙なアクセントになっています。さらに、アーモンドクリームなども混ぜて風味をアップさせているらしいのです。安いアップルパイにはりんごがやたらと甘いものが多いのですが、「紅玉のアップルパイ」は、ちゃんと酸味があるところが最高です。さらにさらに、しっかりと空気を含んだパイ生地のサクサク感とバターの香ばしさも素晴らしい!食べるときには、オーブントースターで数分間、リベイクするのがおすすめ。パイのサクサク感が蘇って、できたてのような味わいになります。このパイ生地の美味しさはベーカリーならではだなあと思います。サックサクのパイ生地!常温でもサックリ、リベイクするとさらにサッックサク。バターの香り豊か、やさしい甘さでパイ生地だけでも十分に美味しいです。アップルパイの中にはりんごの多さを売りにしたものも多いのですが、個人的にはパイ生地とりんごのバランスを重視しています。私はりんごジャムを食べているようなアップルパイは好みではありません。パイ生地の上にスポンジ生地とかタルト生地が載っているものも好みじゃないし、カスタードクリームとりんごが2層になったものも好みではありません。純粋にパイ生地とりんごフィリングだけのシンプルなアップルパイが私の理想で、この「紅玉のアップルパイ」はその条件を完璧に満たしているのです。♥♥♥

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