「共通テスト」前にアドバイス

 「共通テスト」本番を直前に控え、勝田ケ丘志学館の生徒たちに今日授業で確認したことが、次の事項です。ぜひ頭に入れておきましょう。

◎八幡からのアドバイス!!

(1)問題用紙の確認・・・問題用紙が配られたら、まずザーッと第1問から第8問(?)までに目を通しましょう。大きな変更点がないかどうかを確認します。今年は新課程入試で大きく内容が変わることが予想されています。もし変更があったとしたら、それを頭に入れた上で解き始めます。ああ、ここが新しくなっているんだなと頭に入れて問題を解くのと、やみくもに最初から解き始めて途中でビックリするのとでは、心理面でも大きな影響があります。ここで覚えておいて欲しいことは、新傾向問題が登場した1年目は、問題の難易度は決して高くありませんから、落ち着いて解けば必ず解けるはずということです。解答用紙に受験番号と名前を記入することを忘れないことは言うまでもありません(0点になるという誤った情報を流す教員がいます)。試験監督に言われた通りに必ず確認しましょう!!

(2)「場面設定」の英文は必ず読むこと・・・この英文を頭に入れておくことで、本文の理解がずいぶん違ってくるんです。ここで確認すべきことは、①「誰が?」②「何をしている?」の二点です。案外ここを読まずにすぐに本文を読み始めている受験生が見られます。もったいない!

(3)「設問の先読み」は全問で絶対!・・・本文設問の往復の回数が違ってきます。ただでさえ時間に追われているのですから、少しでも効率的に進めなければなりません。そのための「設問の先読み」です。語数が約6,000語とかなりの量を読み通す必要がありますから、もたもたしていると時間切れになってしまいます。後半の問題は最後のワークシートが本文読解の大きなヒントとなります。

(4)「事実」「意見」の問題・・・この種の問題が消えるという議論がありますが、私は引き続き出題されると思っています。「意見」形容詞・助動詞で表される特徴があることは一応頭に入れておきましょう。

(5)イギリス英語の出題・・・イギリス英語綴りの単語が使われていますが、これは特に気にする必要はなし。大丈夫!

(6)時系列並べ替え問題・・・正答率を見ると、出来事の並べ替えを苦手にしている生徒が多いようですが(⇒解き方についてはコチラを参照)、ここは選択肢まで「先読み」して簡単にメモしておくのが効率的です。どんな出来事が登場するのかを頭に入れてから本文を読み、それが出てきたところで番号を振っていくのです。注意することが2つあります。第7問は5つの選択肢から4つ選ぶようになっていますから、ここで5つ全部答えてしまい以降のマークの順番が狂わないように注意しましょう。もう一つは、出てきた順番が必ずしも起こった順番とは限らないことに注意しましょう。着眼点は、①時を表す表現、②時制(過去完了、助動詞)の二つです。

(7)第7問は温かみのある物語文・・・問題作成部会」の見解を読むと、「温かみのある物語文」が予告されているように感じます。私はセンター試験時代の過去問から選りすぐりの心温まる英文を読ませて送り出しています。もし他種類の英文を出したら詐欺ですよ[笑]。

(8)概要の読み取りを捉える問題・・・全体の「要旨」を問う問題であったり、「タイトル付け」の問題であったりするでしょう。どちらにしても各段落の要点を「一言メモ」しておくとよいでしょう。その際に、注目すべきポイントは、①各段落の最初と最後(これが圧倒的!)、②「しかし」の後、③疑問文(問題提起)の3つです。タイトル付け問題は、第1段落最終段落に注意するとよいでしょう。

(9)各問いの難易度・・・「センター試験」時代は、問1~問5に進むにつれて難易度が上がっていきましたが、「共通テスト」ではグチャグチャです(大学入試センターから公表された設問別正答率を参照)。したがって最初から難しい問題が出ても、深入りはしないように気をつけましょう。後で時間が足りなくなってしまいます。全ての長文問題において、正解の選択肢は「言い換え」であり、誤りの選択肢は「スリ替え」です。「原文典拠の法則」に従って、根拠を探して選択肢の正誤を判断します。分からなければ飛ばす勇気を持ちましょう。

(10)リーデイングが終了してリスニングが始まるまでの休憩時間・・・もう夕方でクタクタになっている時間帯なので、糖分を補給して(バナナ・チョコレート)、英語音声をイヤフォンで「耳慣らし」をしながら過ごしましょう(少し速めのスピードが有効)。ここで英語に触れておくのとそうでないのとでは結果がずいぶん違ってきますよ。間違っても「答え合わせ」などで馬鹿騒ぎをしてはなりません。

(11)難易度・・・今年は特にリスニングが難しくなると思っておいた方がよいでしょう。リーディング問題文の長さに関しては、今年は歯止めがかかるのではと予想しています。

(12)不正行為・・・ネット全盛時代に新手の電子機器を使った不正行為が増えています。「共通テスト」ではどんな不正行為があるのですか?という質問を受けました。馳浩文科大臣の時から内容が公表されるようになりました。昨年の大学入学共通テスト」でも、4人の不正行為を確認しています。大学入試センターによると、不正行為のあった4人のうち、2人はカンニングペーパーの使用でした。山口県内の会場で地理歴史・公民の試験時間に受験生1人が複数枚のメモを机上に置いているのが確認。広島県内の会場では受験生1人が数学2での時間に、数式が書いてある紙を机上に置いていたといいます。残る2人のうち、1人は東京都内の会場で、外国語の試験時間が終了して「解答やめ」の指示があったのに従いませんでした。過去に一番多い不正行為がこれです。試験監督の指示にきちんと従うことが大切です。もう1人は岐阜県内で理科2の試験時に不正行為とされる定規の使用が確認されたといいます。

(13)デマに注意・・・1日目が終わったその夜からデマ情報が飛び交います。難易度に関しても各予備校で食い違いを見せます。当たった試しがありません。そのようなデマに踊らされてはなりません。本番の2日間が終わるまでは、そのような情報は見ないようにしたいですね。

(14)二次対策の過去問の準備・・・もう10年分の過去問は用意してありますね?自己採点が終わった段階ですぐに演習がスタートできるようにしておきましょう。

(15)志望校の合格最低点の確認・・・パソコンの判定システムや業者の判定票はあてになりません。自分でちゃんと計算ができるように準備をしておくことです。自分の志望校の「合格最低点」は確認しておきましょう。自己採点」を正確にすることは言うまでもありません。今年は自分の得点を提出する方法が大きく変わります。くれぐれも慎重に。

(16)試験当日の朝・・・朝ご飯をきちんと食べて、今まで支えてくれた両親にお礼を言って笑顔で気持ちよく家を出ましょう。試験が終わって帰宅したら、やはり感謝の気持ちを伝えましょうね。

 以上です。

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