◎週末はグルメ情報!!今週はミルクジャム
JR元町駅から歩いて約5分ほど、神戸南京町からもほど近い交差点の角っこに「patisserie AKITO(パティスリーアキト)」という大人気のケーキ店があります。私が大好きで通っている松江駅南口の「Ciistand」のご主人が修行されたお店です。彼女からこのお店の一番人気商品が「ミルクジャム」だということを聞いていました。オーナーパティシエである田中哲人(たなかあきと)さんの代名詞ともいえる「ミルクジャム」をはじめ、精巧かつ絶品スイーツを求めて、遠方から足を運ぶ観光客の方も多いのです。かくいう私も、先日このお店にお邪魔してきました。そんな「patisserie AKITO」の看板商品「ミルクジャム」に、今ハマっています。

「patisserie AKITO」(以下「アキト」)のオーナー田中哲人さんがパティシエになったのは、「神戸ポートピアホテル」での勤務がきっかけです。料理人の世界を目指して入社したホテルで製菓部門に配属され、そこから田中さんのパティシエとしての人生が始まりました。「食べることは好きでしたが、それまでケーキなんて一度も作ったことはありませんでした。けれど、スイーツ作りに携わる中でフランス菓子に興味をもち、各国の文化やスイーツの名前の由来、歴史を調べていくうちに、どっぷりと製菓の世界にハマってしまいました」と語る田中さん。

その後、「ホテル阪急インターナショナル」を経て、「ホテルピエナ神戸 菓子Sパトリー」へ。「ホテルの看板メニューになるものを」と、試行錯誤をしていた時に生まれたのが「ミルクジャム」でした。雑誌『BRUTUS』の「お取り寄せ&手みやげグランプリ」に、商品化前の試作品だった「ミルクジャム」を送ったところ、審査員を務めていた秋元 康さんが絶賛し、テレビや雑誌などのメディアからも注目が集まり、爆発的な人気となりました。

そして2014年に「ミルクジャムを売りにしたパティスリー」として、神戸の元町に「パティスリーアキト」をオープンします。現在は、エキゾ神戸三宮、エキマルシェ大阪にも出店しており、看板商品の「ミルクジャム」をはじめ、ケーキやプリン、シュークリーム、焼き菓子などのスイーツを販売しています。
「パティスリーアキト」の看板商品である「ミルクジャム」(950円/小瓶380円)は、兵庫県淡路島産の牛乳を使用しています。すべて手作業で、2時間ほどかけてじっくりと煮詰め、手間ひまかけて作っているのがこだわりとか。濃厚なミルクの風味が感じられるジャムは、まさに「ここでしか食べられない」唯一無二の味わいです。「いまはコンビニやスーパーに行けば、安価でおいしいスイーツがたくさんありますからね。僕たち菓子職人が差別化を図るには、効率化を追求するのではなく、あえて手間がかかることをやる。その分、一度に大量に作ることは難しいのですが、商品ひとつひとつをじっくり丁寧に作っています」と田中シェフ。芳醇な香り、濃厚なコク、とろけるような食感は、考案当初から,少しずつ改良が重ねられており、その時の最高の逸品をいただくことができます。最高の食べ方を聞くと、田中シェフ曰く「やはりパンにつけて食べるのが一番」。焼いていないふわふわの食パンにも、トーストしたカリカリの食パンにもとてもよく合います。定番の「ミルクジャム」はもちろん、ピスタチオやアールグレイなど味のバリエーションも豊富にあり、スタッフに声をかければ試食することもできるので、ぜひお気に入りのテイストを探してみてください(写真下)。
店内で、面白い形のジャムを見つけました。こちらの「2層ジャム」(1,200円)は、2種類のジャムを組みあわせたひと品です。食べる時には、まずは上の層にあるジャムの味を楽しみ、そのあとは真ん中で2種類のジャムを混ぜ合わせ、最後は下の層のジャムを食べれば、一度に3つの味が楽しめます。港町神戸のランドマークである「神戸ポートタワー」をイメージした鼓型のボトル(写真上)も素敵で、神戸土産にもぴったりですね。
「アキト」が作るスイーツのようなミルクジャムには次のような特徴があります。

山と海に囲まれた自然豊かな兵庫県淡路島産の牛乳を使用しています。


大きな銅鍋で2時間かけてじっくり煮詰めて手作業で作ります。


味はキャラメルに近いですが牛乳を煮詰めることでミルクのコクが出ます。濃厚な味となめらかさが特徴的です。
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まずはパンに塗って食べてみてください。相性が抜群ですよ。








