「蘇州林」のちゃんぽん

◎週末はグルメ情報!!今週は長崎ちゃんぽん

 米子・高島屋の4階において「全国うまいもの博」が4月29日(火)から開催されました(~5月7日)。ここに久しぶりに私の大好きな「松風庵かねすえ」わらび餅がやって来たので(一年ぶり)、勝田ケ丘志学館の授業に行く前に、JR米子駅で途中下車して、バスに乗って立ち寄ってみました。相変わらずの大行列に並んで買い求めたその足で、5階に上がりました。私の好きな長崎ちゃんぽん」が5階のイートイン特設会場で食べることができると聞いていたからです。長崎中華街に店を構える人気店「蘇州林」(そしゅうりん)がやって来ています。ちゃんぽん皿うどんで知られる名店です。本店は長崎中華街にありますが、長崎駅構内にも支店を構え、そのどちらもクチコミサイトで高い評価を受けています。私は入り口でちゃんぽんの食券(1,320円)を買って、指示された食堂の方へ向かいますが、この場所が実に分かりにくい。係の人にもう一度教えてもらって会場に入ります。

 テーブルでセルフのお水を飲みながら待ちます。やってきました!13種の炒めた具材と唐あくを使った自家製麺を秘伝の鶏ガラスープで炊き込むことで、あっさりとした独特の風味とコクを味わうことができます(写真下)。

▲蘇州林の「ちゃんぽん」

 まずくはありません。まずまずのちゃんぽんです。でも私に満足感はありません。私は長崎中華街で長年通い続けた、もっと美味しいちゃんぽんのお店を知っているんです。「江山楼」(こうざんろう)というお店です。そこの「特上ちゃんぽん」がまさに絶品なんです。秘伝の味を今に、創業以来守り続けるおいしさづくりへのこだわりを持って、長崎中華街の歴史とともに60余年。「父の味、 母のまごころ」 をモットーに魔法の鍋から生まれるお料理の数々は、一流の味というよりは、 親しみの味、こころの味で、なぜかまた食べたくなるような、そして思わず笑顔がこぼれるようなおなじみの味です。それが江山楼」の店主・ 国雄さんの味づくりです。創業以来培って来られた技から生まれる秘伝の味。一品一品に、あたりまえの小さなこだわりの数々がしっかりと息づいています。先代より伝えられた味を今に生かしてこその伝統、 その意味でスープづくりは江山楼の味の原点です。「秘伝」と一言で片付けてしまえば簡単ですが、当たり前のことを忠実に、そして、それに徹すること。もちろん、鶏ガラの色、コク、香りと、信じる美味しさを求めてじっくり煮込んで仕上げます。白湯、清湯とお料理に合わせて使い分けるのもお料理の持ち味を考えてのことで、全ては美味しさづくりに託す心が基本です。例えば、もやし。具材の中でも最初に炒めるのがこのもやしですが、強い火を通した後もシャキッと歯ごたえがあり、もやし本来のほのかな甘味が残るおいしさであることが、江山楼の調理技術の基本です。もやしひとつをとっても、おいしいちゃんぽんを作るための大切な要素なんです。江山楼では、ちゃんぽんをはじめ全ての料理にその技と心が生きています。一度に二杯分まで、それが味へのまごころとなっています。いつの時も最上のおいしさの状態でお出ししたい、それが江山楼のおもてなしの願いです。例えば四名以上でちゃんぽんを注文しても、一つの鍋で作るのは二名分まで。麺の炊き加減、具の素材と火の最良の関係など、ちゃんぽんの本当の美味しい状態を考えれば、どうしても二杯分が限度だと言います。いつでも作りたての美味しさを、それが、「江山楼」のおいしさづくりのまごころです。そんな「江山楼」は、私がいつお邪魔してもお客さんでいっぱいでした。

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 これが(写真上)私のお気に入りの江山楼「特上ちゃんぽん」です(私が通っていた当時は1,500円でした)。何せ具材が豪華すぎます!フカヒレまで乗っています!店員さんに聞くと、普通の「ちゃんぽん」17種類「特上ちゃんぽん」20種類以上の具材が使われているそうです。そりゃ、美味しいはずですね。まずは、スープからいただきましょう。見た目でもわかりますよね?濃厚でクリーミー!いろんな具材からたっぷりと濃いダシが出ていて、唸ってしまうほどです。いつ行っても、食べている途中で店員さんが「ちゃんぽんのお味はいかがでしょうか?」と、尋ねてこられます。「美味しいです!」と返事をして、コチラからも質問をしてみました。「特上ちゃんぽん」と普通の「ちゃんぽん」のダシは同じですか?と、聞いてみたところ、「ベースは同じです」ということでしたが、「特上ちゃんぽん」には特別な具材が入っていますので、その具材から出るダシでひと味違うのかもしれませんね、とのことでした。続いて麺をいただきます。少し柔らかめの白っぽい麺です。「柔らかめ」という表現よりは「モチモチした麺」と表現した方がいいのかもしれませんね。今日米子で久しぶりに長崎ちゃんぽんを食べて、無性に長崎江山楼へ行きたくなりました。このお店は、さだまさしさんが長年通っておられる老舗名店で、お店のイメージソングもさださんが作っておられます。

 以前、「江山楼」が店じまいしたという衝撃的な情報が流れてきて、このブログでも取り上げたことがありましたが、読者から「まだやっているよ」というお知らせをいただき、今日は蘇州林の店長さんに確認を取りました。本館新館と二つある店舗を、コロナ禍で新館の方を閉めたが、本館はやっているとのことでした。ホッと一安心しました。今度行こうっと。♥♥♥

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