やっぱりラーメンは「太平楽」!

◎週末はグルメ情報!!今週はラーメン

 松江駅南口にある大好きなケーキ屋さん「Ciistand」に電動自転車で向かっていると、途中にあるラーメン屋「太平楽」が珍しく「営業中」ということに気が付きました。久しぶりに早速入ってみます。松江市では老舗中の老舗で、いつ行っても超満員です。カウンター5席と3つのテーブル席だけというとても狭いお店で、テーブル席もコロナ禍時代のような「×」印で座れない椅子もあります。営業日も月・木・金の週のうち3日間のみですから、よほど運がよくないと食べることはできません。スープがなくなり次第店じまいをされます。歌手のあの一青 窈(ひととよう)さんが訪れた際に、「スープがない」と断わられたというエピソード(コンサート談話)のあるお店です。

 厨房では年配の方が2人で切り盛りしておられます。中は、いたってレトロな雰囲気。テーブル席は相席が原則。左端のカウンターを見てください。ラーメンの鉢が置けるか置けないかという狭さです。一瞬目を疑いますがイスがあるので、きっと満席の時にはこのイスがあの狭さでも活躍するのでしょう。何度も修復されている年代物のイスが目立ち、長い歴史を感じさせます。開店直後から満席のお客さんは、ほとんどが地元の常連さんたちばかりです。

 メニューはたったの3種類だけです。「ラーメン」「大盛」「特大盛」の3種類のみ。この時代、す~麺でもなくチャーシューや具材が乗っているのに、普通盛りで450円という破格のお値段。今時こんな値段でラーメンが食べられるお店を私は知りません(ただ最近訪れた境港「黄金」(こがね)が450円でした!このラーメンが堪らなく美味しかった)。時代とともに金額が吊り上がっているにもかかわらず、まだ時代に追い付いていないような安さです。私は普通の「ラーメン」(450円)を注文します。テーブルには大きな白こしょう(S&B)が置いてあるのでお好みでひと振り。ピリッとした香りと出汁が重なり合うのがオールドスタイルにピッタリはまります。スープは濃いめのしょうゆ風味。クセのない豚骨清湯出汁に香ばしい醤油の香りと塩分、そしてガツンとしたうま味。いつもどおりにシンプルですがガツンと旨味が伝わる中毒性の高い味わいです。常連さんにはこれがたまらない一杯なんですね。「松江クラシック」の中でも、うま味が脳天に突き刺さるのは他にはありません。これが今でも多くの松江人を虜にする伝統の味ですね。麺は中隆製麺の「太平楽」スペシャルの中加水中太縮れ麺に、脂味の少ないチャーシューもほどよいホロホロ感で味わい深いです。トッピングはチューシュー、メンマ、モヤシ、青ネギのみでいたってシンプル。レンゲはないので直接どんぶりからスープをすすります。メンマはめちゃくちゃ柔らかいです。一見量が少ないように思われますが、意外とお腹いっぱいになります。松江の代表的な「中華そば」の味、懐かしい味って感じです。開店時間の午前10時過ぎから常に満席で昼までには売れ切れ閉店となるのでご注意を。松江市民に非常に人気のお店であることと、営業日が限られていること(月・木・金)、そして午前中でほぼ閉店となってしまうことから、ラーメンをこよなく愛する人々からは、「幻のラーメン」とも呼ばれています。

▲太平楽の「ラーメン」

 店内は相変わらず地元のお客さんが多いですね。女性も含めて、ほとんどのお客さんが「大盛」「特大盛」をオーダーしておられます。私は普通盛で十分お腹いっぱいになります。私が大好きな広島「つばめ」「陽気」と同系の「中華そば」です。いつまでも長く続いて欲しい老舗名店です。♥♥♥

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