巨人の投手がいいぞ!

 今年の巨人の投手陣が楽しみでなりません。昨季は先発投手陣がことごとくシーズン終盤に不調に陥って、ガス欠を起こしへばってしまいました。昨年の反省に基づいて、外国人先発投手の補強に尽力しました。阿部慎之助監督がやろうとしていることというのは、投手の手札を増やしまくる人海戦術なんでしょうね。 投手は野手と違い、ポジションは1つでも先発ローテ、中継ぎ投手と出せる機会はいくらでもあります。だから使えるカードの枚数を増やしても、過剰補強による機能不全は起こしにくいという面があります。チームの救世主として期待されます。

 今年の先発候補の新外国人トリオが、期待されます。フォレスト・ウィットリー投手(28歳=レイズ)、スペンサー・ハワード投手(29歳=楽天から移籍)、ブライアン・マタ投手(26歳=レッドソックス傘下3A)が、楽天とのオープン戦(那覇)で実戦初登板し、3人そろって150キロ超えの直球を連発し、それぞれ1回無失点の好投を見せました。昨季、先発不足に苦しんだチームの救世主として、助っ人が立ち上がってくれそうです。中でも、身長201センチの大型右腕、ウィットリー投手に期待です。直球は、全て150キロ台。最速は156キロをマークする申し分のない球威を持っています。昔巨人で活躍してくれたマイコラス投手を彷彿させるピッチャーです。昨年11月、頼もしい先輩から助言を受けました。23、25年とDeNAで活躍したバウアー投手です。10年以上の付き合いがあるサイ・ヤング賞右腕から「高めの真っすぐはアメリカほど(ストライクを)取ってくれない。もっと低く投げた方がいい」と成功の秘訣(ひけつ)を教えてもらいました。日本野球適応への片りんを見せた右腕は「毎年初実戦の時は緊張する。特に今年は異国の地で全く違う環境だったので、非常に緊張感はありましたけど、結果が良かったので満足しています」と、手応えを口にしました。ただ外国人枠の争いは激しさを増していきます。先発候補の3投手に加え、守護神のマルティネス、中継ぎ左投手のバルドナード、野手ではキャベッジ、ダルベックと、支配下7選手が1軍登録の5枠をかけて戦うことになりそうです。阿部監督「非常にこちらが悩ましい。最後の最後まで(起用について)悩ませてほしいと思っています」と、うれしい悲鳴をあげています(結局マタが二軍へ)。昨季、巨人で規定投球回をクリアした投手は、山崎伊織投手のみでした。先発不足に苦しんだチームを立て直すべく、日本選手顔負けの真面目さを見せる新助っ人トリオが切磋琢磨していきます。八幡の予想では今年の外国人投手は「当たり」のような気がします。

 日本人投手では、楽天から補強した則本昴大投手(3勝4敗16S)が期待されます。実績のある投手だけに、今年は先発で活躍してくれそうです。かつての同僚田中将大投手(3勝4敗)も刺激を受けて頑張ってくれることでしょう。開幕投手には山崎伊織投手(11勝4敗)が間違いなく名乗りをあげるでしょうし、昨季はプロ入り初めての不調に落ち込んだ戸郷翔征投手(8勝9敗)も黙ってはいないでしょう。赤星優志投手(6勝9敗)、井上温大投手(4勝8敗)、横川 凱投手(2勝0敗)、森田駿哉投手(3勝4敗)たちもこれに絡んでくるでしょう。ドラフト1位の竹丸和幸投手、ドラフト3位の山城京平投手も注目されており、やってくれるでしょう(オープン戦絶好調!)。なんとこれで先発候補が13人もいます!激戦です。阿部監督は、「先発ローテーションを8人くらいで回して、投げ抹消して10日間休みを与えながらやっていくのもありかなと思っています。これって投手からしたら、1試合の責任がすごく重くなるんです。ですけど、そういうふうに回せばガス欠する投手が少なくなってくるのかなと。もちろん終盤の9月とか勝負どころとなれば別ですけどね。」と見通しを語りました。今年は大量補強により使える枚数が多いので、このようなローテーションも可能ではないかと思っています。ただ、先発を8人で回すとしても、1人でも2人でも7,8回を投げてくれる投手が絶対に必要です。7,8回まで投げてくれれば、ライデル・マルティネス投手大勢投手の絶対的ダブルストッパーが控えていますから。中継ぎは、経験豊かな田中瑛斗投手、船迫大雅投手、中川皓太投手、高梨雄平投手、石川達也投手、西舘勇陽投手、平内龍太投手らが頑張ってくれるでしょう。新加入の北浦竜次投手松浦慶斗投手は未知数ですが、昨年の田中瑛斗投手のようにバケてくれるといいですね。

 いずれにしても今年の巨人の投手陣は楽しみです。新戦力を「巧みに回す」ことで主力を守り、年間を見据えて先発陣を整える腹づもりのようです。新たなローテーションの形を確立し、2年ぶりのリーグ優勝、2012年以来となる日本一の奪回へつなげたいところです。オープン戦は10勝5敗1分けで、日本ハムと並んで8年振りに勝率1位で終了しました。♥♥♥

【補足】 ……と思っていたら、オープン戦後半戦、先発候補の外国人投手3人ともメッタ打ちされました。戸郷も球速が上がらずピリッとせず、2軍再調整です。頼みの開幕投手候補の山崎伊織も右肩の異常で離脱して3軍の故障半へ。絶対的抑えのマルティネス大勢もWBC帰りで間に合わないとのこと(抑えはルシアーノだと?)。オイオイ、ちょっと、大丈夫か?!逆に不安になってきました。新人投手に頼らなくてはならない状況になってきました。ピンチだぞ!開幕投手にはドラフト1位の竹丸投手、二戦目は移籍のハワード投手、三戦目はドラフト3位の山城投手。去年活躍したピッチャーは一人もいません。2カード目は、ウィットリー田中将則本の順だそうです。はまればいいけれど、泥沼に落ち込む可能性も。

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