鬼の洗濯板

 大分前のことになりますが、全国の英語スピーチコンテスト「第33回高校生英語弁論大会」IMG_2308(全国国際教育研究協議会主催)に、中国地区代表の松江北高の生徒(安楽万智子さん)を引率して、宮崎市に行ったことがあります(結果は全国第4位)。大会本番前日に宮崎入りした私たちは、陸軍医・森鷗外と大論争を演じた高木兼寛(たかぎかねひろ)の銅像を見学し(⇒私の詳しい解説はコチラをご覧ください)、本場のチキン南蛮に舌鼓を打ち、青島へ渡り、巨人軍選手の奉納絵馬の飾られた青島神社を見学しました。その青島の周り一面に広がっていたのが「鬼の洗濯板」です(写真下)。

 青島の周りには俗に「鬼の洗濯板」と呼ばれる珍しい波状岩が広がっています。正式には「隆起海床と奇形波蝕痕」だそうで、青島の周囲と日南海岸の海岸線に見られます。大昔に海面下にあった岩が地質変動によって水面上に現れ、波や海水に浸食されて現在のような形が出来上がりました。新第三紀(約1500~3000万年前)に海中で出来た水成岩(砂岩と泥岩の累層)が隆起し、長い間の波蝕により出来たもので、青島から南の巾着島までの約8kmの海岸線に見られます。干潮時には海岸線に沿って沖合100mに及ぶ自然の不思議を思わせる岩肌が出現し、見事な景観を楽しむ事ができます。昭和9年(1934)に国の天然記念物に指定されています。

 遠くから見ると波がそのまま岩になったようです。ユニークな形の岩を探してみるのも楽しいでしょう。懐かしい思い出です。♥♥♥

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